永山祐子のプロフィールは?夫は?建築設計した作品ベスト5を紹介!

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2023年4月に新宿歌舞伎町に開業した超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」。

その外装デザインを担当したのは、いま大型プロジェクトのオファーが殺到している建築家の永山祐子さんです。

現在は、2025年に開催される大阪・関西万博「パナソニックグループ パビリオン」の計画も進行中です。

そこで、今回は、建築家永山祐子さんのプロフィールを追っていきながら、彼女の建築作品の中でも特に人気のあるベスト5についても、紹介していきます。

ぜひ、最後までチェックしてみてください!

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目次

建築家永山祐子のプロフィールを紹介!

まずは、建築家永山祐子さんのプロフィールを紹介していきながら、彼女の夫や子供についてもまとめています。

それでは、早速みていきましょう!

永山祐子のプロフィール


(出典:就職ジャーナル-リクナビ)

まずは、永山祐子さんのプロフィールを紹介します。

名前:永山 祐子(ながやま ゆうこ)
生年月日:1975年生まれ
出身地:東京都
出身校:昭和女子大学 生活科学部 生活美学科 現:環境デザイン学部 環境デザイン学科
職業:一級建築士(有限会社永山祐子建築設計 取締役)、武蔵野美術大学客員教授
家族構成:夫、息子、娘

永山祐子さんは大学卒業後、1998年から2002年まで「4年制」のアトリエ系デザイン事務所「青木淳建築計画事務所」に就職しました。

4年制というのは、この事務所では「スタッフは4年で出なくてはいけない」と言う決まりがあり、4年間はかなり忙しく働いていたそうです。

また、アトリエ系とは、作家性を持った先生を中心に、作品として建築物をつくり上げる事務所をさします。

志望者は多いけれど、募集人数は少ない分野になります。

退職直後、事務所主宰の青木淳氏の一言で独立し、2002年の27歳の時に「有限会社永山祐子建築設計 (Yuko Nagayama & Associates) 」を設立しました。

退職してからゆっくりしようと考えていた永山さんでしたが、

青木淳氏から「仕事あるけどやる?」と声をかけてもらい、それが表参道の美容室のインテリアの仕事で、その一言がきっかけで、事務所を設立せざるを得ない状況になったと語っていました。

なお、永山祐子建築設計は、2014年の年末に現在の場所に移転しています。

場所は東京都杉並区、中央線荻窪駅から徒歩15分程の場所にあります。

永山祐子さんには男の子と女の子のお子さんがいて、2014年の時点で受けたインタビューでは2歳と5か月と答えていました。
子供については、それ以外の情報は明らかになっていないため、公開しない方針なのかもしれません。

永山祐子の夫は誰?


(出典:Channel Panasonic – Official

永山祐子さんの夫は、アートディレクターの藤元明さんです。

名前:藤元 明
生年月日:1975年生まれ
出身地:東京都
出身校:東京藝術大学デザイン科卒業
職業:アートディレクター  ※2015年より都市の余白を活用する「ソノ アイダ」を主宰
藤元明さんは、東京藝術大学美術学部大学院デザイン科を卒業後、1999年からイタリアのコミュニケーションリサーチセンター「FABRICA(ファブリカ)」に在籍していました。

FABRICA(ファブリカ)は、1994年に創立され、世界中から選抜された若手クリエーターたちが商品デザインやウェブ、映像など、さまざまなセクションでクリエーティビティを発揮する場となっています。

その後、東京藝術大学大学院を修了、同大学先端芸術表現科助手を経て、アーティストとして世界中で活躍しています。

2015年からは、都市の余白を活用する「ソノ アイダ」を主宰し、

社会現象や環境問題をモチーフにして、多くのメディアで作品展示やアートプロジェクトを展開しています。

2人の間には男の子と女の子が生まれていて、2014年の時点で受けたインタビューでは2歳と5か月と答えていました。

子供については、それ以外の情報は明らかになっていないため、公開しない方針なのかもしれません。

永山祐子の経歴


(出典:日経xwoman)

永山祐子さんは、2002年に永山祐子建築設計を設立し、2年後には中之島新線駅企画デザインコンペ優秀賞を受賞しています。

2005年には「ルイヴィトン京都大丸店」を手掛けて、JCDデザイン賞の奨励賞を受賞し、当時から若手建築家として多方面から期待されていました。

その後も現在まで複数の賞を受賞し、大型プロジェクトから家具のデザインまで幅広く活躍を続けています。

【受賞歴】

  • 2004:中之島新線駅企画デザインコンペ優秀賞
  • 2005:ロレアル賞「色の科学と芸術賞」激励賞
  • 2005:つくば田園都市コンセプト住宅実施設計競技二等
  • 2005:JDC Design Awerd 激励賞「ルイ· ヴィトン京都大丸店」
  • 2006:AR Awards 優秀賞「a hill on a house」
  • 2010:田屋リニューアル 2010 実施設計コンペ 佳作
  • 2010:共愛学園前橋国際大学 4 号館設計プロポーザル 佳作
  • 2012:ARCHITECTURAL RECORD Award(USA), Design Vanguard 2012
  • 2014:JIA 新人賞 2014「豊島横尾館」
  • 2017:山梨県建築文化賞「女神の森セントラルガーデン」
  • 2017:JCD Design Award 銀賞「女神の森セントラルガーデン」
  • 2018:東京建築賞優秀賞「女神の森セントラルガーデン」
  • 2021:照明デザイン賞 最優秀賞「玉川髙島屋SC 本館グランパティオ」

(引用:永山祐子建築設計)

永山祐子が手掛けている完成予定建築を紹介!


(出典:読売新聞オンライン)

永山祐子さんは、現在、2025年に開催される大阪・関西万博「パナソニックグループパビリオン『ノモの国』」「ウーマンズパビリオン in collaboration with Cartier」を手掛けています。

さらに、2028年に完成予定の、日本一の高さ(63階建て390m)となる東京の新たなシンボルタワー「Torch Tower」を手掛けています。

完成が楽しみな建築ばかりで、わくわくしますね!

永山祐子が建築設計した作品!人気ベスト5を紹介

ここでは、建築家永山祐子さんの建築作品の中でも、特に人気のある5作品を紹介していきます。

これを見たら、永山さんの凄さが伝わると思いますので、ぜひチェックしてみてください!

①LOUIS VUITTON 京都大丸店

(出典:永山祐子建築設計)

まず1つ目に紹介するのは、永山祐子さんの代表作「LOUIS VUITTON 京都大丸店」です。

永山祐子さんがファサードデザイン(建物の正面から見た外観のこと)を手掛け、縦ストライプのデザインが特徴的です。

偏光板を使用していて、見る位置によって違う表情をみせてくれます。

アーケードによって上下に分割されているため、上側と下側で違うパターンになっていてるのも、見る人を楽しませてくれます。

この作品は、JCDデザイン賞2005奨励賞を受賞しています。

②2020年ドバイ国際博覧会 日本館


(出典:永山祐子建築設計)

次に紹介するのは、「2020年ドバイ国際博覧会 日本館」です。

2021年10月1日〜2022年3月31日まで開催されていたドバイ国際博覧会において、「日本館」の建築を手掛けていたのも永山祐子さんです。

ドバイ万博のテーマである「Connecting Minds, Creating the Future(心をつなぎ、未来を創る)」から「つなぐ」をキーワードにして、設計されたそうです。

中東との文化的・技術的つながりを、イスラム美術の一様式である「アラベスク」と、

日本の伝統的な「麻の葉文様」を組み合わせ、それを立体格子で表現していたのが特徴的です。

格子には膜が張られ、日除けになるとともに、建物前に設置された水盤の気化熱で冷やされた風の通り道となり、

暑いドバイならではの対策も、美しくデザインされていました。

③東急歌舞伎町タワー


(出典:永山祐子建築設計)

次に紹介するのは、2023年4月に開業された「東急歌舞伎町タワー」です。

永山祐子さんが建物の外装を担当し、ファサード(建物の正面から見た外観のこと)と照明などをデザインしました。

噴水をイメージしたデザインは、歌舞伎町のエネルギーが水のように天に向かって吹き出す様子を連想させ、水の純粋さ、柔軟さ、優雅さを表現しているそうです。

また同心円を波のように重ね合わせて水を表す日本の伝統文様「青海波」を随所にあしらい、水とのつながりを強調しています。

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④自邸(杉並のいえ)


(出典:永山祐子建築設計)

次に紹介するのは、永山祐子さんの自邸です。

永山祐子さんは、築44年(1974年竣工)の8階建てマンションの最上階、メゾネットになった一室を自ら設計し、まるで美術館のような芸術的なご自宅に住んでいます。

子供たちも走り回れるくらいの開放感があり、晴れた日には富士山も見渡すことができるそうです。

窓辺のダイニング部分には、ジェルバゾーニの大きなペンダントライトと、永山さんの夫であるアーティストの藤元明氏の大理石の作品が飾られています。

その下には、永山さんがホール設計のプロジェクトためにデザインしたというテーブルも置かれていて、夫婦で作り上げた自邸と言えそうです。

リノベーションには1年ほどかけて、空間を一度スケルトンにし、平屋のようなワンルームを作ったそうです。

⑤JINS PARK 前橋


(出典:永山祐子建築設計)

最後にご紹介するのは、「JINS PARK 前橋」です。

こちらの建物も永山祐子さんが設計し、建物全体が宙に浮いたような軽快なデザインが特徴的です。

屋根と建物上部の外壁は、幅が異なる硫化銅板で覆ってあり、1階はガラス張りで透明なので、銅の塊が浮いているように見えます。

正面からは三角形の茶色い屋根が架かった建物に見え、ロードサイドで存在感を放っています。

銅板は光が当たると輝きを増すのも、素敵ですね!

永山祐子の夫はアートディレクターの藤元明で夫婦揃ってセンスが良い!

今回は、日本を代表する建築家・永山祐子さんについて、まとめてみました。

  • 永山祐子さんの夫はアートディレクターの藤元明さんで、息子と娘の4人家族
  • 2002年の27歳の時に「有限会社永山祐子建築設計 (Yuko Nagayama & Associates) 」を設立
  • 「LOUIS VUITTON 京都大丸店」は永山祐子さんの代表作と言える
  • 2028年に完成予定の、日本一の高さ(63階建て390m)となる東京の新たなシンボルタワー「Torch Tower」手掛けている

ということで説明してきました。

杉並にある彼女の自邸も芸術的で、「こんな素敵な家に住んでみたい」と思った人もたくさんいたのではないでしょうか。

これからも、彼女の建築を楽しみにしていきたいですね!

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