ラーズ・ヌートバーはなぜ日本代表に?選ばれた5つの理由を紹介!

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WBCに出場するため、侍ジャパンに選ばれたアメリカ国籍のヌートバー選手。

なぜ彼が日本代表に選ばれたのか、疑問に思っている人もたくさんいたと思います。

そこで今回は、ヌートバー選手が侍ジャパンに選ばれた理由を5つ紹介しながら、彼の素顔や魅力に迫っていきます。

ぜひ、最後までご覧ください!

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目次

ヌートバーがWBC日本代表に選出!出場資格は満たしてる?

ヌートバー選手は、当時の大谷翔平選手の通訳「水原一平」さんからインスタグラムのDMが届いたことがきっかけで、日本代表に選ばれることになったそうです。

「日本代表に興味ある?」と水原さんからDMが届いたヌートバー選手。

すぐに「YES」と返答し、そこから話が進んでいったようです。

では、ヌートバー選手というのはどんな選手なのか?日本代表の資格はあるのか?を詳しく見ていきます。

ヌートバーのプロフィールを紹介


(出典:Number Web)

それではさっそく、ラートバー選手のプロフィールについてまとめていきます。

名前:ラーズ・ヌートバー(Lars Nootbaar)
国籍:アメリカ合衆国
日本名:榎田 達治(えのきだ たつじ)
ニックネーム:たっちゃん / タツジ
所属チーム:セントルイス・カージナルス
生年月日:1997年9月8日(26歳)※2024年5月現在
出身:カリフォルニア州 ロサンゼルス郡 エルセグンド
身長 / 体重:190.5cm / 95.3kg
家族:父、母、姉、兄

ヌートバー選手は、アメリカ人の父と、日本人の母の間に生まれ、3人兄弟(姉、兄、ラーズ)の末っ子です。

姉と兄は母の地元である埼玉県で生まれていますが、本人はアメリカ生まれ、アメリカ育ちで、日本で生活したことはないようです。

また、南カリフォルニア大時代には日本語も学んでいたようですが、日本語についてはほとんど話すことができないようです。

お兄さんは、かつてオリオールズ傘下の1Aでリリーフ投手でした。

ヌートバー選手は、2018年にMLBドラフト8巡目でセントルイス・カージナルスから指名されプロ入りしました。

2021年にメジャーデビューを果たすと、58試合に出場して打率.239、5本塁打、15打点、2盗塁を記録しました。

2022年は、主にライトでの起用が続き、メジャーで108試合に出場して打率.228、14本塁打、40打点を記録しました。

外野の全ポジションをこなしスピードを生かした広い守備範囲と強肩が魅力の、未来のスター候補選手です!

WBCの出場資格とは?

では、代表として参加するための、WBCの出場資格をみていきます。

以下の7つの出場資格いずれかに該当すれば、その国の代表として出場することができます。

出場資格(2020年現在)
1. 当該国の国籍を持っている
2. 当該国の永住資格を持っている
3. 当該国で出生している
4. 親のどちらかが当該国の国籍を持っている
5. 親のどちらかが当該国で出生している
6. 当該国の国籍またはパスポートの取得資格がある
7. 過去のWBCで当該国の最終ロースターに登録されたことがある

ヌートバー選手は4. 5.に該当し、本人はアメリカ国籍だけど、母親が日本人であるため、日本代表として参加することができるのです。

日本代表入りした日系人は、過去の大会ではいなかったため、初の日系人の侍ジャパンとして話題になっています。

ヌートバー選手は、多くの人から期待されていますね!

ヌートバーが日本代表に選ばれた理由5選!


(出典:Number Web)

アメリカ国籍であるヌートバー選手ですが、日本代表の資格があることがわかりました。

それでは、なぜヌートバー選手が日本代表に選ばれたのか?その理由5選をまとめていきます。

理由① 母親が日本人のため子供の頃から日本代表に憧れも


(出典:TBS NEWS DIG)

先述したように、WBCの出場資格には「親のどちらかが当該国の国籍を持っている」という項目があり、母親が日本人であるヌートバー選手は、日本代表の資格を得ることができました。

また、ヌートバー選手が日本代表に決定したとき、母親のヌートバー久美子さんと、父のチャーリーさんがNHKのインタビューに応じ、喜びを語っています。

ヌートバー家は、ヌートバー選手が9歳のときに、アメリカに遠征した高校の日本代表選手2人をホームステイ先として受け入れ、

チームのメンバーだった田中将大投手や斎藤佑樹さんとも交流していました。

今でも、ヌートバー選手の実家では、当時の代表選手たちのサインが入った野球帽が大切に保管されているようです。

ヌートバー選手は、2006年や斎藤選手らの高校日本代表が米国へ遠征した時から、「日本代表」に憧れていたそうです。

理由② 実力が高い


(出典:Number Web)

ヌートバー選手が侍ジャパンに選ばれた大きな理由は「実力が高い」ということで、

メジャーリーガーの若い世代の中でもトップクラスの外野手で、打球速度だけなら、最高の強打者トラウト選手よりも上です。

昨季は108試合出場で3、4番以外全打順を経験し、打率は2割2分8厘ながら、190センチ、95キロの恵まれた体格を生かして14本塁打と長打力もあります。

規定打席未到達ながら、出塁率は3割4分でドジャース・ベッツ選手と同じで、プレーオフにも2試合連続1番でスタメン出場しました。

また、守備の活躍も目覚ましく、外野全ポジションを守り、守備範囲の広さも持ち味です。

テレビ番組で野球解説者の上原浩治さんが、ヌートバー選手のレベルの高さを絶賛していました。

理由③ メジャーリーガーとの対戦経験が豊富


(出典:読売新聞オンライン)

WBC出場チームにはメジャーの選手が多く選出されています。

ヌートバー選手が所属するカージナルスと同じナショナル・リーグ中地区のチームの投手は、下記4選手です。

  • アレクシス・ディアス(レッズ、プエルトリコ代表)
  • デビッド・ベッドナー(パイレーツ、アメリカ代表)
  • デビン・ウィリアムズ(ブルワーズ、アメリカ代表)
  • ロエニス・エリアス(カブス、キューバ代表)

ヌートバー選手とは普段から対戦しているので、彼のメジャーでの経験は、侍ジャパンにとってプラスになります。

理由④ ムードメーカー


(出典:Number Web)

ヌートバー選手は、明るい性格の持ち主で、所属チームのカージナルスではムードメーカーとしても愛されています。

同僚が打撃で活躍した際には、ベンチで私物のペッパーミルを回してお祝いし、そのパフォーマンスが好評でチーム内にも広がりを見せました。

また、カージナルスファンからの人気も高く、自身が打席に立つ際や活躍した際に、「ヌーーーート!」と声援を送られるのが恒例となっています。

ムードメーカー的な明るい性格の選手は、チームに必要な存在ですね!

理由⑤ 真面目な性格


(出典:デイリースポーツ)

ヌートバー選手は、ムードメーカーの明るい性格でありながらも、とても真面目な性格です。

2020年に新型コロナウイルス感染症の流行により、マイナーリーグの試合が全てキャンセルされてしまいました。

そのためヌートバー選手は、4ヶ月間週6日、朝4時に起床して航空宇宙企業で肉体労働をしていました。

彼はその時の経験を「自分を謙虚にさせ、どれほど野球を愛しているか気付かされた」と語っていましたが、それよりも毎朝4時起きで肉体労働をする真面目な姿勢に驚かされます。

また、日本で生活したことのないヌートバー選手ですが、侍ジャパンで試合前に斉唱する「君が代」を練習しているとも明かしています。

真面目な性格は、日本のチームに馴染みやすいかったのかもしれませんね!

ヌートバー選手はWBC優勝に大きく貢献した!

今回は、ヌートバー選手が日本代表に選ばれた理由について紹介してきました。

  • 母親が日本人であるため、アメリカ国籍であっても日本代表に選ばれる資格をクリア
  • 実力が高く、若い世代の中でもトップクラスの外野手
  • メジャー選手との対戦が豊富なので、侍ジャパンにとってもプラスに

ということで説明してきました。

侍ジャパンでの活躍を喜んでいる日本のファンが多くいることもわかりました。

ヌートバー選手をこれからも応援していきたいです!

他にも侍ジャパンの選手について詳しくまとめた記事があるので、チェックしてみてください!

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この記事を書いた人

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